偽斜視

パッとみた感じは斜視のようにみえますが、眼科で調べると斜視ではなく、実際は両眼ともまっすぐになっている状態を「偽斜視」といいます。パッと見、内斜視(内側に寄っている)のように見えて、実はまっすぐ向いているパターン(偽内斜視)が多いです。いずれにしろ斜視ではないので問題ありません。偽斜視は以下の2つのパターンがあります。

①内眼角贅皮
目頭の皮膚で鼻側の白目が隠れ気味なって、一見、内斜視のようにみえますが内斜視ではありません。大丈夫です。
②ガンマ角異常
眼の光軸と注視線の中心部と物体を結ぶ直線のなす角をガンマ角といい、ガンマ角が大きい(5°を超える)ものをガンマ角異常といいます。
このとき、パッと見、斜視のようにみえますが大丈夫です。