遠視とは?

物を見ると、その情報は角膜(くろめ)、水晶体(くろめよりも奥の部分)、硝子体(もっと奥の部分)を通って、網膜(眼球の一番奥)の中心窩(ちゅうしんか:網膜の中で視力が一番良い部分)にピントが合った後に、目と脳をつなぐ神経を通って脳に伝わって、初めて映像として見えます。

遠視は網膜よりうしろにピントがあってしまう状態です。近視と違って、遠くのものも、近くのものもはっきりと見ることができません。

ただしこどもは調節力が強いので、焦点を網膜に合わせることができます。このため視力検査の結果がよいこともよくあります。また強い遠視は弱視や内斜視の原因になるので注意が必要です。”